ページ滞在時間と順位の関連性について徹底調査

みなさん。こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。
お出かけの際は熱中症にならないように、お気を付けください。

さて、今回の調査は「ページ滞在時間と順位の関係性」です。

「ページ滞在時間」とは、その名の通りユーザーがWEBサイトに滞在した時間のことです。

ページ滞在時間をどうすれば更に伸ばすことができるのか。
と考えているWEBサイトオーナーも多いのではないでしょうか。

はたしてサイトに滞在する時間は、検索エンジンの評価に影響を与えるのでしょうか。
詳しく検証していきます。

調査部長
所長

すみません!コーヒーもう一杯おかわり!!

調査部員
調査部員

し、所長、もうコーヒー15杯目ですよ。

調査部員
調査部長

飲みすぎですよ!それにもうこの店に3時間もいますよ!

調査部長
所長

居心地が良いとついつい長居したくなりますね。

滞在時間が長いということは、居心地が良い証拠。居心地が良ければ、お店の評判アップにもつながるはずです。

但し、これは喫茶店など実店舗の話です。WEBサイトも同様の事が言えるのでしょうか。

研究所の皆さんには、そろそろ休憩を切り上げてもらい検証してもらいましょう。

調査部長
所長

これは休憩じゃないですからね!ミーティングですからね!

調査部員
調査部長

・・・。

調査部員
調査部員

・・・。

ページ滞在時間は長い方が良い?

冒頭でお伝えしたとおり、ページ滞在時間とはユーザーがページに滞在した平均時間の事です。

ユーザーがページを訪れて、他のページへ遷移または検索結果に戻ったり、ブラウザ自体を閉じるまでの時間を計測しています。

Googleアナリティクスを導入すれば計測することが可能です。

ページ滞在時間が長い要因として、コンテンツが充実していて、ユーザーにしっかり閲覧されているということが考えられます。

検索エンジンは、ユーザーに支持されているWEBサイトを評価します。すなわち、サイト内のページ滞在時間が長い=ユーザーに評価されている=検索エンジンにも評価される、と考えるのが自然です。

はたしてGoogleの評価基準のひとつに、ページ滞在時間は存在するのでしょうか。
まずは調査結果からご覧ください。

検索順位と滞在時間の関連性(サイト単位)

上位表示サイトほど、閲覧時間が長い傾向が認められました。
グラフを見る限り、滞在時間と順位には関係性がありそうです。

所長
所長

見事なまでに順位との関係が明らかですね。

調査部員
調査部員

はい。ただ関連性を裏付ける資料を色々探したのですが、なかなか見つからないです。

所長
所長

という事は滞在時間が長いから、Googleに評価されている訳ではないと?

調査部員
調査部員

はい。過去Googleが発表したこちらの動画をご覧ください。

Googleの見解

Googleの重要人物である「ジョン・ミュラー」氏が、動画内で『Googleアナリティクスのデータは検索結果を決めるのに使っていない』と述べています。

このことから、ページ滞在時間も検索順位に影響を与えていないと考えられます。
2016年の動画なので、少々古いですが現在も基準は変わっていないと思われます。

では何故、滞在時間が長いサイトが上位表示されているのでしょうか。

それは滞在時間が長いサイトは、「ユーザーがサイト内の様々なコンテンツを閲覧している、すなわちユーザーにとって有益なコンテンツが豊富である可能性が高いから」です。

Googleは、ユーザーにとって有益なサイトを評価する傾向にあります。

Goolgleにサイトの品質を評価され上位に表示されているサイトは、ユーザーが長く滞在する傾向があることが分かりました。

ページ滞在時間が長いは正義?

実は滞在時間が長いと言って手放しで喜ぶことは出来ません。
確かに滞在時間とコンテンツの品質には関係がありそうです。しかし、滞在時間が長くても、素直に喜べないケースも存在します。

ページ滞在時間が長くなるマイナス要因

  1. 目的の内容になかなか辿り着かない
    ページやサイト内で迷子になるパターンです。
    導線がしっかりしていないと、サイトに訪問してから目的の情報を取得するまで時間がかかります。

    目的の情報を見つけにくいサイトは、ユーザーにストレスを与えます。
    コンバージョンにつながる前に離脱し、二度とサイトを訪れてもらえないかもしれません。

  2. コンテンツの内容が分かりにくい
    目的のページは見つかったものの、内容を理解するのに時間がかかるケースです。
    特に、サポートページで滞在時間が長い場合は、解決方法の説明が分かりづらい可能性があります。

    内容が分かりづらいとユーザーの満足度が低下するばかりか、余計なお問い合わせが増える要因にもなります。

滞在時間が長いのに、コンバージョンにつながっていないとお悩みでしたら、ユーザー目線で今一度ご自身のサイトを見直してみましょう。

ページ滞在時間の実際の目安は?

実際に滞在時間の目安はあるのでしょうか。
Googleは滞在時間の目安を発表していません。そのため、「何分以上が良い・駄目」といった基準は存在しないのが現状です。

ジョン・ミュラー氏は、過去Twitterにて、「文字数とページ品質は関係ない」と明確に伝えています。

引用:https://twitter.com/JohnMu/status/1021690796691607552

翻訳)あなたとMihaiの考えに同意します。文中に含まれる単語の数は品質を表す指標ではありません。何の意味もない単語で溢れているページもあるでしょうし、品質に関連した重要な単語が散りばめられたページもあるでしょう。あなた方は自身が管理するコンテンツについて熟知しているので、詳細な説明が必要かどうか判断できるでしょう。

ページの内容ごとに、滞在時間が適正なのか確認していく事が確実です。
Googleアナリティクスにログインし、行動>サイトコンテンツ>すべてのページの順に移動しましょう。

各ページごとの平均ページ滞在時間が確認できます。

【ページ滞在時間の改善ポイント】

  • コンテンツ(文字や画像など)を充実させているのに、サイト訪問者の滞在時間が短い
    ⇒ コンテンツの内容が訪問ユーザーのニーズとマッチしていない可能性があります。どのようなキーワードで上位表示しているのか確認し、上位表示されているキーワードの検索ニーズをコンテンツ内容に反映してみましょう。
  • コンテンツ(文字量)が少ないのに、滞在時間が長い
    ⇒ 例えば申込フォームや、よくある質問ページなどで滞在時間が長いと、フォームの入力がしにくく時間を要した、疑問に対する答えが掲載されていない等の問題が潜んでいる可能性があります。
    ユーザーが離脱する要因になりますので、問題を把握し改善する事をおすすめします。

調査結果まとめ

調査概要

順位とサイト内滞在時間に関連性はあるか調査
    データ数:481件
    調査期間:2022年7月25日~7月28日

方法

① F-station内の順位データから1-70位までの順位が付いているページを取得
② 各ページドメインの平均ページ滞在時間を取得
③ 順位との関連性を調査

結果

  • サイト内平均ページ滞在時間と順位に関連性が見られた
  • 1-10位の平均ページ滞在時間は中央値で67秒程度

次回は、『ページ数と検索順位の関係性について』です。 お楽しみに!

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