「い抜き言葉」「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」をご存じですか?

知識として知ってはいるけれど、言われてみれば日頃から意識していないかも…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Webライティングにおいても、正しい日本語を意識することは重要です。そこで、「い抜き言葉」「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」について、例文や見分けるコツについてご紹介します。

文章の書き方を知りたい方も必見の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

多くの人が使いがち!?「い抜き言葉」とは?

い抜き言葉とは?

い抜き言葉とはその名のとおり、正しい言葉から「い」が抜けて落ちてしまっている言葉のことです。

本来「い」が入る箇所で入っていないと、読み手にくだけた印象を与えてしまうため、Webライティングでは不適切といえます。い抜き言葉は日常会話のなかで使われることが多いため正しい日本語と思い込んでいる方も少なくありませんが、文法的には間違った言葉です。

会話の中でい抜き言葉が気にならなくても、文章にするとカジュアルな印象になるため、Webライティングなどの正しい言葉遣いが必要なシーンでは使用を避けましょう。

間違って使ってしまうことの多い、い抜き言葉の例をご紹介します。

  • ×オペラ歌手が歌ってる→オペラ歌手が歌って
  • ×マラソン選手が走ってます→マラソン選手が走ってます
  • ×財布にお金が入ってない→財布にお金が入ってない
  • ×先生がテスト範囲を話してた→先生がテスト範囲を話して
  • ×昨日はテスト勉強をしてない→昨日はテスト勉強をしてない
  • ×ダイエットの成果が出て痩せてきてる→ダイエットの成果が出て痩せてきて
  • ×いつもお世話になってます→いつもお世話になってます

い抜き言葉を使った文章を見ても意味はわかりますが、文法的には正しくありません。

個人的なSNSなどのカジュアルなシーンではくだけた印象のい抜き言葉のほうがふさわしい場合もありますが、ビジネスシーンでは丁寧な印象を与えられるように、「い」を抜かないようにしましょう。

知っておきたい!い抜き言葉を見分けるコツ

い抜き言葉を見分けるコツ

い抜き言葉は日常会話で意識せずに使っていることが多いため、見分けるのは難しいですが、コツをつかめば簡単にわかります。い抜き言葉を見分けるには、2つの方法があります。

「おります」「おりません」「おりました」に変換できるか確認する

「~ます」を「~おります」、「~ません」を「~おりません」、「~ました」を「~おりました」に変換できた部分は、い抜き言葉を使っている可能性があります。

例1:「~ます」を「~おります」に変換

いつもお世話になってます→いつもお世話になっております

「なってます」を「なっております」に変換できるため、「なってます」はい抜き言葉だとわかります。

正しくは、「いつもお世話になってます」です。

例2:「~ません」を「~おりません」に変換

先生はまだきてません→先生はまだきておりません

「きてません」を「きておりません」に変換できるため、「きてません」はい抜き言葉だと判断できます。

正しくは、「先生はまだきてません」です。

例3:「~ました」を「~おりました」に変換

上司は席を外してました→上司は席を外しておりました

「外してました」を「外しておりました」に変換できるため、「外してました」はい抜き言葉です。

正しくは、「上司は席を外してました」です。

「おります」「おりません」「おりました」に変換できる部分を探すことで、い抜き言葉を簡単に見つけられます。

校正ツールを使って確認する

い抜き言葉は、校正ツールを使ってもわかります。

校正ツールには無料と有料のものがありますので、まずは無料のツールから試してみましょう。校正ツールを使ったからといってすべてのい抜き言葉を見つけられるわけではありませんが、効率的にチェックできるためおすすめです。

知らないうちに使っていませんか?「ら抜き言葉」

ら抜き言葉とは?

い抜き言葉と同じぐらい有名なのが、「ら抜き言葉」です。

ら抜き言葉とは、可能の意味を持つ「られる」から、「ら」を抜いた言葉です。

本来「ら」を入れる場所の「ら」を抜くら抜き言葉は、主に若者を中心に使われていますが、Webライティングには適した言葉遣いではありませんので、使用は避けましょう。

ら抜き言葉はテレビやラジオなどのメディアでもよく耳にするため、正しい日本語と思い込んでいる方も多いですが、文法的にはら抜き言葉は正しくありません。

間違って使ってしまうことの多い、ら抜き言葉の例をご紹介します。

  • ×高層ビルから見れる夜景は最高です→高層ビルから見れる夜景は最高です
  • ×辛いものも平気で食べれる→辛いものも平気で食べれる
  • ×いつでも遊びに来れる→いつでも遊びに来れる
  • ×自分で着物を着れる→自分で着物を着れる
  • ×遊びなら朝早く起きれる→遊びなら朝早く起きれる
  • ×生徒だけでルールを決めれる→生徒だけでルールを決めれる

以前と比べて、ら抜き言葉を使う方も多くなっています。

言葉は変化していくため、今後はら抜き言葉が正しい日本語になる可能性もありますが、現状では間違った言葉遣いですので、Webライティングでは正しい言葉遣いを心がけましょう。

もう悩まない!ら抜き言葉を見分けるコツ

ら抜き言葉を見分けるコツ

ら抜き言葉も日常会話で当たり前のように使っていることが多いためわかりにくいですが、コツをつかんでおけば簡単です。ら抜き言葉を見分けるには、2つの方法があります。

勧誘の「よう」をつけられるか確認する

ら抜き言葉を簡単に見分ける方法の1つが、「~よう」をつけられるかどうかです。

言葉を勧誘表現にした際に「~よう」とつけられる場合は、ら抜き言葉を使っている可能性があります。

例1

今日は夕飯を一緒に食べれる→今日は夕飯を一緒に食べよう

「食べれる」を「食べよう」に変換できるため、「食べれる」はら抜き言葉だとわかります。

正しくは、「今日は夕飯を一緒に食べれる」です。

例2

結婚式でドレスを着れる→結婚式でドレスを着よう

「着れる」を「着よう」に変換できるため、「着れる」はら抜き言葉だと判断できます。

正しくは、「結婚式でドレスを着れる」です。

「ら」を足して可能表現のままかどうか確認する

可能の動詞に「ら」と足してみて、動詞が可能の意味のままかどうかを確認して、ら抜き言葉を見つける方法もあります。

例1

週末に東京まで来れる→週末に東京まで来れる

「来れる」を「来られる」に変換しても可能の意味のままですので、「来れる」はら抜き言葉だとわかります。

正しくは、「週末に東京まで来れる」です。

例2

動物園でパンダが見れる→動物園でパンダが見れる

「見れる」を「見られる」に変換しても可能の意味のままですので、「見れる」はら抜き言葉です。

正しくは、「動物園でパンダが見れる」です。

「さ入れ言葉」にも気をつけよう!

さ入れ言葉とは?

い抜き言葉やら抜き言葉と同様に注意しなければならないのが、「さ入れ言葉」です。

さ入れ言葉は、五段活用の動詞を活用する際に、「せる」を「させる」のように、「さ」を入れてしまう言葉です。

さ入れ言葉は、改まったシーンで使われることが多く、とくに「~させていただく」の表現で、「さ」を入れる傾向があります。なぜ、さ入れ言葉になるのかは、「せる」と「させる」の混同や、「させていただく」の乱用による誤用などが主な理由です。

さ入れ言葉もい抜き言葉やら抜き言葉と同じく、正しい日本語の使い方ではありませんので、Webライティングなどの正しい言葉遣いが必要なシーンでは、使用を避けましょう。間違って使ってしまうことの多い、さ入れ言葉の例をご紹介します。

  • ×年末年始は休ませていただきます→年末年始は休ませていただきます
  • ×感想を読ませていただきます→感想を読ませていただきます
  • ×黒板に書かせていただきます→黒板に書かせていただきます
  • ×旅行に行かせていただきます→旅行に行かせていただきます
  • ×何か手伝わせてください→何か手伝わせてください
  • ×これで終わらせていただきます→これで終わらせていただきます

丁寧な言葉遣いのつもりで「させていただく」を使っていても、間違った日本を使っていることになるため、さ入れ言葉にも注意が必要です。

これで安心!さ入れ言葉を見分けるコツ

さ入れ言葉を見分けるコツ

さ入れ言葉を見分けるには、2つの方法があります。

「さ」を抜いて音読して確認する

さ入れ言葉の「させていただく」は、サ行以外の五段活用動詞に、「さ」をつけてしまったものです。 さ入れ言葉になっていないかどうかは、「さ」を抜いて音読することで、確認できます。

例1

×先に飲ませていただく→先に飲ませていただく

×メモに取らせていただく→メモにとらせていただく

さ入れ言葉の場合は、「さ」を抜いても意味は変わりません。

例2

内容を検討せてください→×内容を検討せてください

食事を食べせていただく→×食事を食べせていただく

さ入れ言葉でない場合は、「さ」を抜いてしまうと文章が成立しなかったり、意味が変わったりしてしまいます。

五段活用動詞を「ない」の形にして確認する

五段活用動詞を「ない」の形にしたときに、「ない」の前にくる文字の母音が「あ」だった場合は、「さ」を入れません。

また、前にくる文字の母音が「あ」以外の場合は、「させていただく」を使います。

例1

飲む→飲ない→飲ませていただきます

行く→行ない→行かせていただきます

歩く→歩ない→歩かせていただきます

「ない」の形にしたときに、「ない」の前の文字の母音が「あ」になるため、「さ」は入れません。

例2

着る→ない→着させていただきます

食べる→食ない→食べせていただきます

受ける→受ない→受けせていただきます

「ない」の形にしたときに、「ない」の前の文字の母音が「あ」以外になるため、「さ」をつけるのが正解です。

まとめ

間違った言葉遣いである、「い抜き言葉」や「ら抜き言葉」、「さ入れ言葉」をWebライティングで使うと、読み手であるユーザーが違和感や不快感を覚えたり、稚拙な文章だと感じたりします。

言葉は時代とともに変化していくものですが、現状では正しい文法ではありませんので、Webライティングに限らず文章を書くときには、正しい日本語を使うように心がけましょう。正しい日本語を意識した文章は読みやすく、内容も理解しやすくなります。読み手に伝えたい情報が届きやすくなるため、言葉遣いを意識して文章を書くことをおすすめします。

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