皆さまは「コンテンツページ」をどれほど重要視していますか?現在のSEOはテクニカルな面よりも、コンテンツページの質が重要だと言う人もいるほどで、
サイトを充実させるためだけでなくSEO対策のためにもコンテンツページの質を高めることが大切です。
コンテンツページを充実させることで、SEO初心者の方でも効率的にSEO効果を得ることができます。
- 「初心者でもできるSEO対策がしたい!」
- 「SEO対策って何から始めたらいいのかわからない」
とお悩みの方は、SEO対策の第一歩としてコンテンツページの強化から始めてみてはいかがでしょうか?
目次
なぜ「コンテンツページ」がSEO対策で重要なのか?
コンテンツページとは、Webサイトに紐付けられているページのことで、コンテンツページを多く作ることは、SEO対策の面で多くのメリットがあります。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンをお使いの方はお分かりになるかと思いますが、検索をする際、トップページではないページが検索結果に出てくることが多くあります。
これは、検索エンジンが「サイト単位」ではなく「ページ単位」で評価していることが理由の1つです。
検索エンジンはWebサイトという大きなくくりではなく、サイト内のコンテンツページごとに分けて評価・表示を行います。また、検索エンジンは入力されたキーワードに対してより関連の深いページを表示する仕組みになっています。そのため、専門的な情報が記載されているコンテンツページが検索結果として表示されやすいのです。
ユーザーの欲求に対する「レスポンスを速めること」に繋がっています。トップページから情報を探すとなると、メニューやリンクからページを辿るなど多くの動作を要求することとなります。一方、コンテンツページであれば欲しい情報が記載されているページへダイレクトにアクセスすることが可能です。
「情報がすぐに手に入る」ということはユーザーにとって重要な部分ですので、サイトからの離脱防止や滞在時間の向上といった点においてもコンテンツページはとても重宝する存在です。
このことから、コンテンツページ1つ1つがサイトへの重要なアクセスツールとなっていることがわかります。そのため、検索結果に多く表示されるためにはトップページだけではなく、アクセスのキッカケとなるコンテンツページを多く作ることが重要なのです。
トップページのみに頼るSEO対策の弱点とは?
「SEO対策」と聞くと、まずトップページのコーディングや情報量の強化を考える方が多くいらっしゃいます。Webサイトの「顔」であるトップページに注力することはもちろん大切ですが、トップページ「のみ」の対策では、充分なSEO対策とは言えません。
トップページのみに頼るSEO対策の大きな弱点として、
- 集客力不足
- 順位変動でのリスク
が挙げられます。
Webサイトを訪問するユーザーのうち、トップページからアクセスするユーザーは全体の“2割程度”で、残りの8割はコンテンツページからのアクセスがほとんどと言われています。
また、トップページのみのサイトは、どれだけ情報を多く詰めたとしてもページ単位でみると「1ページ」でしかなく、トップページのみのサイトとコンテンツページが100あるサイトでは、後者の方が検索結果の上位に上がる可能性が圧倒的に高いのです。
このように、トップページ依存型のSEO対策は、サイトへの入り口が狭いことがデメリットと言えます。その他にも、何らかの理由でトップページの検索順位が下がった際、順位をカバーできるコンテンツページがないサイトは順位変動のリスクを大きく受けてしまうことも大きな弱点です。
SEOに効く!コンテンツページの作り方
ここまでコンテンツページの重要性についてご紹介しましたが、「ただコンテンツページを量産すればいい」というわけではありません。コンテンツページをSEO対策としてしっかり機能させるためには、「質の良いコンテンツページを多く作ること」が必要です。
【質の良いコンテンツページとは?】
- オリジナルコンテンツであること
- 検索エンジンのアルゴリズム・ルールに沿って構成されていること
- ユーザーにとって満足度の高いコンテンツ内容であること
オリジナルコンテンツであること
オリジナルコンテンツとは、独自の文章・内容で構成されたページのことです。コピーでない文章構成や専門性の高い情報などが記載されているコンテンツページがオリジナルコンテンツ(=質の良いコンテンツ)とされます。
逆に、他サイトの引用(コピペ)や誰もが分かるようなありふれた内容のコンテンツは質の低いコンテンツとして判断されてしまいます。そのため、できるだけ自分の言葉で文章を構成し、他サイトを参考・引用を行う場合は引用先のURLを記載することが望ましいでしょう。
検索エンジンのアルゴリズム・ルールに沿って構成されていること
検索エンジンは独自のアルゴリズム(ルール)に基づいてコンテンツの評価を行っています。ルールに反したページは質の低いコンテンツとみなされペナルティを受ける場合があり、ペナルティを受けると順位が大きく下がってしまうことになります。そのため、コンテンツページ作成の際は検索エンジンの基本ルールをきちんと守ることが大切です。
数多くあるアルゴリズムの中でも
- 広告の多いサイト
- キーワードを詰め込みすぎているコンテンツ
- 隠しテキスト
などが主にルール違反にあたります。
もしこれらを含んでいるコンテンツがある場合は、すぐに修正を行うのがおすすめです。
ユーザーにとって満足度の高い内容であること
検索エンジンはユーザーにとって有益で満足度の高い情報を提供できるよう改善を繰り返しています。
広告の多いサイトやキーワードを詰め込んでいるコンテンツを「質の低いページ」とするのは、それらのコンテンツが情報を求めるユーザーにとって役に立たないコンテンツであると判断しているからです。反対に、オリジナルコンテンツや情報量の多いコンテンツを高く評価するのは、他サイトとの類似性が無くユーザーにとって有益な情報が記載されていると判断しているためです。
検索エンジンのアルゴリズムは複雑で頻繁に改良が行われているため、すべてのアルゴリズムを攻略することは不可能に近いと言われています。しかし、アルゴリズムの基本的な指標である「ユーザーにとって有益な情報を高く評価する」という考え方を理解し、ユーザーがわかりやすく満足するようなコンテンツページを作ることで自然と検索エンジンに評価されるコンテンツとなり、SEO対策として有効になります。
「どんなコンテンツがユーザーにとって有益なのかよく分からない」という方は、現在検索結果で上位にあるコンテンツを基準にし、そのコンテンツより量が多く・より詳細な情報を盛り込んだページを作成してみましょう。
終わりに
いかがでしたか?
今回ご紹介したSEO対策は専門的な知識などは必要なく、初心者の方も気軽にトライできるものです。こういった対策をコツコツと続けていくことで、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても魅力的なサイトづくりができます。
これからサイト作りを行う方・SEO対策でお悩みの方はぜひご参考になさってください!