
今さら聞けないページネーションについて
以前から対策として挙げられている「ページネーション」についてですが、 最近対策されていないサイトを散見している為、ご紹介いたします。 まず、「ページネーション」とは、1つの記事(項目)を複数ページに分割する事を言います。 事例紹介ページやリストページ、ECサイトなど一覧ページが掲載する項目(商品)が多くなる場合、 複数のページに分割し、表示させるものとなります。 上記の場合、ページは分割されるけどmeta要素などは共通の記述という状態になり、 検索エンジンに対して、重複した内容を扱うページと認識されてしまいます。 結果的に適切な評価を受けられなくなる可能性があります。 ここで、link rel=”prev”、”next”を使用することで、 検索エンジンに対してページネーションを介したコンテンツの関係性を伝えることができます。 ここから、タグの使用方法、注意事項などをご説明いたします。 例として、以下のページネーションがあったとします。- 例)
- 1ページ目 http://○○○.com/sample1.html
- 2ページ目 http://○○○.com/sample2.html
- 3ページ目 http://○○○.com/sample3.html
- 4ページ目 http://○○○.com/sample4.html
- 5ページ目 http://○○○.com/sample5.html
1ページ目(起点となるページ) ※http://○○○.com/sample2.html が次頁ですよ。という意味合いを持ちます。 2ページ目 ※http://○○○.com/sample1.html が前頁ですよ。という意味合いを持ちます。■注意事項■
※http://○○○.com/sample3.html が次頁ですよ。という意味合いを持ちます。 3ページ目 ※http://○○○.com/sample2.html が前頁ですよ。という意味合いを持ちます。
※http://○○○.com/sample4.html が次頁ですよ。という意味合いを持ちます。 4ページ目 ※http://○○○.com/sample3.html が前頁ですよ。という意味合いを持ちます。
※http://○○○.com/sample5.html が次頁ですよ。という意味合いを持ちます。 5ページ目(最終ページ) ※http://○○○.com/sample4.html が前頁ですよ。という意味合いを持ちます。 こららを各ページに記述することで、評価を分散させずに、 1つのグループとしてまとめてくれます!
- rel=”prev”は、前頁のURLを記述します。 起点となるページには、前のページが存在しないので、rel=”prev”を記述する必要はありません。
- rel=”next”には次頁のURLを記述します。 最終ページは、次のページが存在しないので、rel=”next”を記述する必要はありません。
- headタグ内に設置する。 headタグ内に設置しないと、機能しません!
- 絶対パスを使用する。 相対パスでの機能しますが、スクレイピングされたりサブドメインを
- タグは個別化する。 <タグは別途個別化する必要があります。
※指定できるページ数は1ページのみとなり、複数指定する事はできません。
※rel=”prev”同様に指定できるページ数は1ページのみとなり、複数指定する事はできません。
誤って移動したりする事を考え、絶対パスで記述しましょう。
ここまで設定できるのであれば、実施してください。