みなさんこんにちは。GMOソリューションパートナー株式会社のWEB改善事例にて、今回ご紹介するのは見落しがちなロングテールキーワードのメリットです。
よく言われるロングテールキーワードのメリット
よく言われているロングテールキーワードのメリットは、大きく二つあります。
●1つ目のメリット
サイトに流入した際のコンバージョンが高いことかと思います。ロングテールキーワードは検索条件が多いため、検索意図が明確です。 検索意図が明確な訪問者は、購入や申込などのコンバージョンに至りやすい見込み客かと思います。
●2つ目のメリット
たくさんのロングテールキーワードでの流入が合わさると単独のビッグキーワードよりも多くの流入が得られる場合があるということです。 インターネットユーザーの幅広い検索意図が合わされば、結果として多くのサイトへの流入が期待できるという内容はロングテールの説明として、よく紹介されているかと思います。 この二つはよく言われる大きなメリットなのですが、今回注目したいのは、別な内容になります。
見落しがちなロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードで検索エンジンにランクインすると、順位が低くてもクリックされやすいという点です。なぜ、ロングテールキーワードは順位が低くてもユーザーにクリックされやすいのでしょうか。 ビッグキーワードは、検索自体は多くされているかもしれません。
しかし、ビッグキーワードには多くの意味が含まれるため、検索結果にはユーザーの意図とはかけ離れた内容が表示されている場合が多いのです。 表示内容が意図と違う場合は、順位が下に表示されているページをみるのではなく、検索窓に検索条件を増やして再検索するユーザーが多いのではないでしょうか。
つまりビッグキーワードで検索後、ロングテールキーワードで再検索するという検索行動をとるユーザーもいるという事なのです。 検索エンジンで検索する際に、条件が多ければ多いほど、ユーザーの意図に合致した検索結果が表示されやすいかと思います。 検索条件の多い複合キーワード、つまりロングテールキーワードほど検索意図に合った検索結果が表示されやすいのです。 検索意図に合致した検索結果であれば、より多くの情報得るために順位が下のサイトまで閲覧したいと考えるのが自然ではないでしょうか。
つまり、ロングテールキーワードは、順位が低くても閲覧されやすいのです。
まとめ
ビッグキーワード一つに対して膨大な労力を傾けるよりも、ロングテールキーワードをたくさん対策する方がより効率的にサイトを露出することに繋がるのではないでしょうか。 ウェブサイトの改善のために、サイト内に豊富な関連語句を使用してロングテールキーワードを意識したサイト作りを進めていただければと思います。