みなさんこんにちは!
GMOソリューションパートナー株式会社です。
この記事では、リッチ スニペットによって検索結果の上位に表示されるようになる場合もあるという
最新情報の共有を致します。
Googleウェブマスターツールの公式ヘルプページの記載
Googleウェブマスターツールの公式ヘルプページに以下の説明があります。
「schema.org を使用すると、検索結果でのサイトの掲載順位は向上しますか。」
「現時点では、Google が掲載順位を決定するためにマークアップを使用することはありません。
ただし、リッチ スニペットによってウェブページが検索結果の上位に表示されるようになる場合もある
ため、トラフィックが増える可能性があります。」
schema.orgに関する公式ヘルプページの記載ですが、上位表示する場合もあるということなら
無視できません。
schema.orgとは
schema.orgは、検索エンジン大手の Google、Microsoft、Yahoo! が
ウェブの改善を目的として共同で進めている、構造化データ マークアップの共通仕様を策定する取り組みです。
構造化データ マークアップとは
構造化データ マークアップとは、リッチスニペットを利用するためのサイトに記述するの内部的なソースの一種です。
検索結果で目立つため、クリックや来訪者を増やすことに繋がりやすく
更にその上、
上位表示する場合もあるとなれば、導入しない手はありません。
リッチスニペットとは、
スニペットとは、検索結果のことです。見出しとURL、そして数行の説明文です。
リッチスニペットとは、リッチなスニペット、つまり検索結果に
文章だけでなくレビューの数や星の数などを、
表示させるものです。場合によっては、
価格帯なども表示することができます。
それにより、検索キーワードと関連性の高いサイトの情報を検索結果で表示し
サイトオーナーは
トラフィック増やす可能性がひろがります。
この構造化データを使用したリッチスニペットに関する記事は多いものの
実際とっつきずらく、挫折してしまった人も多いのではないでしょうか。
また、簡単な操作で
構造化データを生成するツールもありますが
これが使いづらく、活用するのは難しい印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
そこで、
簡単に、だれでも導入しやすい構造化データのやり方を共有します。
ソースサンプル
<title>渋谷の歯科 ◯◯歯科医院ホームページ</title>
<div itemscope itemtype="http://schema.org/Restaurant">
<span itemprop="name">◯◯歯科医院</span>
<div itemprop="aggregateRating" itemscope itemtype="http://schema.org/AggregateRating">
歯科クチコミポータルに基づく <span itemprop="reviewCount">15</span> の体験談があります。
評価は星 <span itemprop="ratingValue">4</span> つ
</div>
<div itemprop="address" itemscope itemtype="http://schema.org/PostalAddress">
<span itemprop="postalCode">330-0053</span>
<span itemprop="addressRegion">埼玉県</span>
<span itemprop="addressLocality">さいたま市</span>
<span itemprop="streetAddress">元町1-1-1</span>
</div>
<span itemprop="telephone">03-0000-0000</span>
<a itemprop="url" href="http://◯◯◯◯.com/">http://◯◯◯◯.com/</a>
料金・価格帯: <span itemprop="priceRange">1500円~5000円</span>
予約可能
</div>
検索結果に表示された場合のプレビュー
前述のサンプルのソースをウェブマスターツール内にある「構造化データ テスト ツール」にて
HTMLタブをクリックし、入力欄にソースを貼り付けてプレビューボタンをクリックしてください。
以下のような実際のGoogleの検索結果に表示された場合のプレビューを確認できます。

思いのほか簡単に、
星やレビュー件数、価格帯などのリッチスニペットを作成することができました。
ブラウザでの表示と比較
ブラウザでサンプルのソースを表示すると以下のようなものですが
検索結果との内容の違いに驚かされます。
ポイントは上記のソースサンプルの活用です
サンプルを参考にしていただき、皆さんのサイトの情報に置き換えてやってみてください。
思いのほか、簡単だということに気づいていただけるかと思います。
慣れてきたら、さまざまな構造化データのバリエーションを増やしてゆきましょう。
そして検索結果でのサイトの魅力をユーザーにアピールし、クリックやアクセスを増やしてゆきましょう。
参考)
▼Googleウェブマスターツール公式ヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/1211158?hl=ja
▼構造化データ テスト ツール
http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets
(ウェブマスターツールにログインする必要があります)
▼構造化データのschema.orgのさまざま設定について
http://schema.org/Thing