言いたいことが出てこない…文章表現に悩んだときの対処法

「普段誰かに話す時は言葉に詰まることはないのに、文章でまとめようとするとなかなか進まない…」という経験をしたことがある方は少なくないと思います。伝えたいことは明確なのに、表現を考える時間ばかりが増えると、期限までに完成できなくなってしまうかもしれません。

表現に悩んでしまうことが多い人は、様々な表現に出会うために本や新聞を読むことが必須です。そして、文章表現に悩んでしまうケースと、その対処法をテクニックとして習得することで、スラスラと文章を書けるようになるはずです。
「悩まずに文章を書くためのテクニック」をケースごとにご紹介しますので、文章を仕上げられない、と、お悩みの方は、ぜひ実践してみてください。

ケース1:途中で内容がつながらなくなってしまう

文章作成では、テーマや全体の構成を考えてから書き始めることが基本です。
テーマや文章の構成を決めないまま書き始めてしまうと、多くの場合、何を伝えたいのか分からない文章が仕上がると思います。しかし「文章のテーマもはっきりしていて、構成も決めていたはずなのに途中でつながらない部分が出てきた…」という場合は、文章の要点が不足している可能性があります。

書けない部分で考え込むと進まなくなってしまう一方ですので、この時は、つながりを気にせず書ける部分から進めていきましょう。始まりから終わりまで書かれている文章をあとで読み返すと不足部分がはっきり把握できますので、補足していけば良いのです。

文章がつながらないと感じた場合にも、「まずは文章を仕上げてから補足する」と、悩まずに文章を書けるようになるはずです。

書き換え例

【書き換え前】

当店には洗剤や、ティッシュなど、毎日使う日用品から、お休みの日のDIYに使える工具まで、何でもそろっています。
ポイントカードを発行してるのでお得にお買い物が可能です。どうぞお気軽にご利用ください。


【書き換え後】

当店には洗剤や、ティッシュなど、毎日使う日用品から、お休みの日のDIYに使える工具まで、何でもそろっています。
また、ポイントカードを発行しており、貯まったポイントは、1ポイント1円でご利用いただけます。日替わりでボーナスポイントをご用意していますので、ポイントカードを使えばもっとお得にお買い物が可能です。どうぞお気軽にご利用ください。

例では一度文章を仕上げた後、ポイントカードがお得な理由がわかりにくいことが分かったので、書き足しています。このように、一度仕上げると表現を変えたり補足したりした方が良い箇所が見えやすくなります。

ケース2:構成が浮かばない

細かく要点をリストアップしても構成が見えてこない場合は、おそらく「これらの情報で何を訴求したいのか」という目的(=テーマ)がはっきり設定できていない可能性があります。目的がはっきりしていないので、当然ながらスタート地点も見えず構成もまとまらないはずです。

そういう時は、締めの文章を先に書いてしまいましょう。文章の締めは、必然的にテーマに準じたメッセージや結論などが含まれることが多いため、そこからまとめることで話の流れが明確に見えてくるはずです。「スタートで詰まってしまい、気づけば時間だけが経っていた…」ということを防ぐには、ゴールから攻めてみるのも有効です。

ケース3:言い回しが浮かばない

「こんな感じのことを言いたいけど上手い表現が出てこない…」というもどかしい場面では、Googleで「フレーズ検索」してみましょう。修飾語を調べる際に役立ちます。

<フレーズ検索>
例えば、「○○な力を発揮する」と○○の部分が浮かんでこない場合、『"な力を発揮する"』と検索します。検索結果には次のような表現が記載されていました。

  • 強力な力を発揮する
  • 信じられないような力を発揮する
  • 超人的な力を発揮する
  • 巨大な力を発揮する

言いたいことに関連する複数の単語を並べたキーワード検索では、それぞれのキーワードが順番問わず全て含まれているページが検索結果として表示されるため、欲しい表現に辿りつくまで時間がかかります。
フレーズ検索では「"」から「"」の間にある文字列と完全に一致した文章が含まれるページが検索結果として表示されますので、○○にどんな単語が含まれているか、その前後の文脈も含めて参照できます。伝えたいことを伝えるには修飾語も大切です。思い浮かばない時には、先人の文章を参考にさせていただきましょう。

さらに、同義語が思い浮かばない時は、英語にしてみるのもおすすめです。
「言いたい表現+英語」で検索してみて、それが耳なじみのある言葉であればカタカナ表記でそのまま使用できますし、その英単語の類義語を和訳してみると近い表現が出てくることもあります。

ケース4:説明を文章にまとめられない

伝えたい内容がハッキリ分かっていても、複雑な内容や専門的な内容は言葉の並びを上手く構成できないこともあります。また、情報量が多くなるほど文章構成の難易度が上がっていきますので、論理立てて要点をまとめられない可能性もあります。そんな時は思い切って文章にせず、箇条書きのスタイルにしてしまうのも良い方法です。中見出しや番号を振ってリスト形式で書いていくと、書き手も頭を整理しながら要点を楽にまとめられますし、読み手も要点をダイレクトに理解できる文章に仕上がります。

「箇条書き」を活用することも、説明を上手くまとめられない場合に、悩まず文章を書けるようになるためのテクニックの一つです。

まとめ

言いたいことが出てこない…文章表現に悩んだときの対処法のまとめ。

「頭で考えていることが上手く文章にできない…」という人は、思考をどんどんアウトプットできるようになるためのトレーニングから始めてみましょう。
人とのコミュニケーションを増やすことはもちろんですが、日記を書くことやSNSの投稿も日常で実践できるアウトプットのトレーニングになります。
思考を文章にすることは簡単なようで奥が深いのですが、そのスキルを磨くことはとても有意義だといえます。

比喩や、擬人法など、修辞法を学ぶことは表現の幅を広げるために大切ですが、文章力を高めるためには、文章を仕上げられるようになることが何よりも重要です。文章を書いている途中で手が止まってしまった際は、上記の「悩まずに文章を書くためのテクニック」も活用していただけますと幸いでございます。

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