文章作成における句読点の使い方 基本を押さえる5つのポイント

文章作成における句読点(句点「。」読点「、」)の役割は、文章を読みやすく、理解しやすくすること(=可読性を高めること)です。ストレスフリーでスラスラ読める文章、スムーズに内容を理解できる文章は、句読点の使い方も適切です。

100%の正解こそないものの、句読点の使い方の上手下手で文章の品質が左右されることは間違いありません。主語・述語・接続詞・副詞など、文法を意識して句読点を使用するのは理想的ですが、そうしなければ句読点が使えないということでもありません。コツと感覚を掴めば、読み手がつい引き込まれてしまう素敵な文章に仕上げることも可能になります。

句読点の使い方で基本となる5つのポイントをご紹介します。

 

句読点の使い方 - ポイント1. 一文が長すぎないこと

文字数を基準に打つポイントを決めるのであれば、50文字前後の中に読点1~2つ、句点1つが理想です。
(実際、↑の文章をその通りに整えてみましたが、読んだ感じはいかがですか?)

句読点には、文章を整理する役割もあります。句読点が上手く使えない場合は、まず箇条書きにして音読(またはエア音読)しながら句読点を挿入していきます。こうしていくと、話の切り替わりが明確になり、段落もしっかり整っていきます。

 

句読点の使い方 - ポイント2. 「 」( )と句読点の組み合わせに気を付ける

括弧等の記号の使い方によっては、句読点を省いたり、前後させたりした方が見栄えが良くなる場合があります。以下の点にご注意ください。

「 」と「 」の間には入れなくてもOK!

様々な種類の果物の中で、ビタミンを多く含むのは「キウイ」「レモン」「イチゴ」などです。

↓変更例

様々な種類の果物の中で、ビタミンを多く含むのは「キウイ」「レモン」「イチゴ」などです。

「 」で区切った単語の間の読点は省いたほうが読みやすくなる場合があります。
間違いではありませんが、「 」と読点が連続しているよりも、ない方がすっきりした文章にまとまります。

 

引用先などを示す場合は( )の前に句点をつける

例:いちばんいけないのは、自分なんかダメだと思いこむことだよ(ドラえもん・第7巻18話)

例:人にできて、きみだけにできないことなんてあるもんか(ドラえもん・第1巻16話)

 

注釈などを記載する場合は( )の後に句点をつける

例:ご購入いただいた商品は、即日発送いたします(一部例外あり)

例:ご予約は、電話またはメールにて承っております(24時間受付)

 

句読点の使い方 - ポイント3. 読点が多すぎるのもNG

例:正しいシャンプー方法は頭皮と毛穴を指の腹で揉みほぐし頭髪は泡で洗います。

この文章に対して、次のように読点を入れてみるとどうでしょうか。

1.正しいシャンプー方法は頭皮と毛穴を指の腹で揉みほぐし頭髪は泡で洗います。

2.正しいシャンプー方法は頭皮と毛穴を指の腹で揉みほぐし頭髪は泡で洗います。

1と2、どちらの文章が読みやすいですか?
スムーズに読めたのは2の文章だと思います。
(上記例のように文字数が極端に少ない場合は、読点がなくてもOKです。)

読点が多過ぎる文章は、伝えたいことを適切に伝えられないばかりか、視覚的にも忙しない稚拙な印象になりがちです。読点を減らしても、文章はスッキリ整います。

 

句読点の使い方 - ポイント4. 読点は位置によって文章の意味を変えてしまう!

文章の最後に入れる句点は問題ありませんが、読点は入れる位置によって文章の意味を変えてしまうことがあります。

例:彼はテレビを見ながら泣いている彼女の事を心配した。

この文章に1回読点を入れた、2つの違う文章をご覧ください。

1.彼は、テレビを見ながら泣いている彼女のことを心配した。

2.彼はテレビを見ながら、泣いている彼女のことを心配した。

1の文章では、「テレビを見ながら泣いている彼女を、心配そうに見つめる優しい彼氏」の姿が浮かぶはずです。
一方2の文章では、「テレビを見ているフリをして、泣いている彼女を心配している不器用な彼氏」が浮かびます。
このように、例え短い文章でも読点の位置によっては文章の意味が変わり、正しく伝わらなくなるのです。

 

句読点の使い方 - ポイント5. 最後は必ず音読で確認する

自然・適切な箇所に句読点が打てたかどうかを確認するおすすめの方法は、実際に読んでみることです。読むといっても黙読するのではなく、音読します。確認しながら読む場合、自然と首を縦に振るタイミング(息継ぎのタイミング)があるはずです。このタイミングこそが、自然且つ適切に句読点を打つポイントと判断することができます。

もし音読ができない環境なら、ぜひ「エア音読」をお試しください。エア音読、つまり口パクです。黙読でも構いませんが、息継ぎのタイミングを図るならエア音読をおすすめします。

 

まとめ

ノートとペン。文章を書くイメージ

同じことが書かれていても、キレイに整えられている文章とそうでない文章は大きな差があります。文章はサイトやコンテンツの基本であり、必要不可欠なものです。内容が同じであれば、文章の良し悪しで評価が分かれます。内容や語彙を充実させることはもちろん大切ですが、キレイな文章に仕上げることも重要です。

キレイな文章に仕上げるために、句読点を整えることからはじめてみてはいかがでしょうか。上記5のポイントが参考になれば幸いです。

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